晩冬に咲く高木
早春に咲く高木(展葉前か同時に花をつける木々)
早春,葉がつく前に花をつける樹木はマンサク,キブシ,ヤナギ類,ハンノキ類,カツラ,ハシバミ類など意外と多くあります.花が地味な風媒花も多く,知らなければ花であることも分からないかもしれません.葉の印象が薄く,夏に出会うと意外と何の樹木が分からなかったりということがあります.
春に咲く樹木
晩春に咲く樹木
初夏に咲く樹木
植栽由来の樹木として、キササゲやキリも咲きます。
多雪地の地這性低木
雪国の森林は落葉樹の天下のように思われるが,日本海側の多雪地には意外と多くの常緑樹が分布しています.これらの樹木は,いずれも地這性というように背丈が低く,這うように広がっていきます.この特徴のおかげで,冬の低温を雪に埋もれてやり過ごすことができるようです.これらの種は太平洋側の三陸にはほとんど見られず、北上山地のブナ帯でも一部の種だけが出現します。
夏に咲く樹木
樹木、特に高木の花というのは基本的に春~初夏開花が適しているようで、低山で7月以降に咲くような種は限られています。落葉樹が多いため秋に咲く樹木もありません(西日本では、低地性ハリギリやマルバノキがありますね)。北東北の高木で多雪地の亜高山帯を除くと、7月以降に咲いているのはハリギリ・コシアブラ・イヌエンジュ・ケンポナシ・シナノキ・オオバボダイジュ・クマノミズキ・ネムノキの8種ぐらいかと思います(他にありますかね?)。自生種ではないですが、キササゲもよく見かけますね。低木ではホツツジ・バイカツツジ・タラノキ・イソノキ・ホナガクマヤナギなど少なくはありません。
高木
低木
晩夏・秋に咲く樹木
特殊な環境に生える樹木
石灰岩地の樹木
海岸の樹木
亜高山~高山の樹木