オニベニシタバ
Catocala dula

●分布:北海道~九州
●成虫の出現時期:7~9月
●食餌植物:ミズナラ、クヌギ、カシワ、アラカシ、コナラ

後翅が真っ赤なCatocala属の1種。ベニシタバは紅色、エゾベニシタバは緋色、本種は赤色と違いがある。なお、ベニシタバはCatocala属の中でも本種とかなり遠縁とされる。低地からダケカンバ帯まで幅広く分布しており、都市部から深山まで生息する普通種。ベニシタバは山地性であるため、関東以西の低地の多くでは、本種が唯一の後翅が赤いシタバガになるだろう。
大雪山を訪れた2014年には本種が大発生していたらしいが、なぜか昼間に活動する個体を多く見かけた。

▲写真1:2019年8月1日、岩手県大槌町


ヤガ科2 (Noctuidae2)
昆虫類 (Insects)
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