チョウセンキンミズヒキ

チョウセンキンミズヒキ
Agrimonia coreana

●撮影:2021年8月,秋田県にかほ市

●分布:北海道~九州
●花期:7~8月

普通種のキンミズヒキやヒメキンミズヒキに比べると,花や葉が大きく雄蕊の本数も多いとされる.ヒメキンミズヒキは雄蕊が5~8本,キンミズヒキでは8~14本,本種では12~30本と多いとされる.

岩手県内でも本種かと思われる種を何度か見ていたが,合わない特徴があって確信が持てなかった.写真のものは秋田県の草原内に生えていたものだが,托葉が十分大きく,花も大きいので本種で間違いないだろうと判断した.

▲花が大きく,雄蕊の本数が多い.

▲キンミズヒキやヒメキンミズヒキよりも托葉が大きい.


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