アオイスミレ

アオイスミレ
Viola hondoensis

●撮影:2020年3月,岩手県花巻市

●分布:北海道~九州
●花期:3~5月

早春の林内に咲くスミレ.スミレ類の中でも最も花期が早い.同じ時期に既に花を咲かせているスミレはタチツボスミレくらいである.タチツボスミレと異なりやや日陰に多く,明るめのスギ林や谷沿いで見られることが多い.

全体的に毛が多く,花は少しひしゃげたような形をしている.花の柱頭が鉤爪状に曲がるのが本種やエゾアオイスミレ,イブキスミレの特徴である.夏には葉が大きくなり,それが小さなフキのように見えることからヒナブキとも呼ばれるらしい.よく似た北方系のエゾアオイスミレは側弁に毛があり,葉が尖り気味になる.


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