オノオレカンバ

オノオレカンバ
Betula schmidtii

●撮影:2021年6月,岩手県岩泉町

●分布:本州中部地方以北
●花期:5月

成長は遅く,最も硬い木の一つとされるカバノキ科の落葉高木.斧が折れるほど硬いことが和名の由来.岩尾根などに生え,あまり多くない.

写真のものは,身を乗り出して撮影するのがはばかられるような切り立った林道沿いの崖地に生えていた.3~4 m程度の小さめの木であったが,ここから高木に育つまでどれほどの時間がかかるのだろう.

樹皮はサクラに似ている.


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