ミヤママタタビ
Actinidia kolomikta
●撮影:2021年6月9日,岩手県宮古市
●分布:本州中部以北,北海道
●花期:6~7月
名前の通り山地性のマタタビ属の1種.雌雄異株であるが,稀に両性花がつくという.上の写真は葯があるので,まさにその両性花のようだ.マタタビと異なり,ネコ科への酩酊効果はないらしい.
マタタビよりも寒冷地に分布し,岩手県内ではマタタビよりもかなり少ない.写真のものは例外的に標高400 mほどの場所で出会ったが,普通はダケカンバ帯などで時々見かける程度の少ない種.