キバナハタザオ
Sisymbrium luteum
●分類:アブラナ目 Brassicales アブラナ科 Brassicaceae
●分布:本州、九州の山地草原や石灰岩地
●花期:6~7月
山地の草原や石灰岩地に生えるアブラナの仲間.切れ込みのない葉が互生する.アブラナ科としてはかなり背丈が高い種で,1mほどになる.分布が局所的なため,出会える機会は少ない植物.写真のものは,岩泉町の石灰岩地で出会うことができた.キバナハタザオは岩泉町内では比較的よく見られる植物.有名な自生地が伊吹山なので草原性のイメージだが,岩泉では日陰の薄暗い岩場で群生が見られる.