●分布:北海道~九州
●花期:2~3月
早春にまず咲く花であるから,マンサクという名前になったと言われる.まだ残雪があり,芽生えている木もない早春の山林で,錦糸卵を数本ぶら下げたような花を咲かせる.
花が分かるのに葉だけだと分からない植物No. 1かもしれない。葉の形を覚えると、夏にブナ帯上部の灌木林に行くとあちこちにあることが分かる。
地域的に多数の亜種・変種が認められており,日本海側のものは亜種マルバマンサク subsp. obtusataとされる.
▲写真1:2019年4月7日、岩手県盛岡市繋温泉
▲写真2:2020年6月28日、岩手県国見温泉
▲写真3:2021年8月15日、宮城県栗駒山