ビワ
Eriobotrya japonica

●分布:本州、四国、九州
●花期:11~12月

バラ科の常緑小高木。初冬に白い花を開花する。葉は大きく皺がある。果実は梅雨頃に熟し、食用となる。国内では人里近くの林内にしばしば野生化している他、暖地の石灰岩地によく群生する。
国内で石灰岩地などに自生するものは、中国原産とも元々の自生とも言われルーツがはっきりしない。九州低地の石灰岩地には、ビワをはじめ、ユズ・ナンテン・ウメ・シュロ・モモ・タチバナなどの人とのかかわりが深い(深かった)植物が自生しており興味深い。いずれも本来の自生植物なのか、人が管理していたものが野生化したものなのかよく分からない。

▲写真1:2022年12月18日、大分県佐伯市

▲写真2:2022年12月18日、大分県佐伯市


バラ目 (Rosales)
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