バクチノキ
Prunus zippeliana

●分布:本州、四国、九州、沖縄
●花期:10月

南日本に分布するサクラ属の常緑高木。樹皮が特徴的で、うろこ状に樹皮が剥がれ落ち、オレンジ色のまだら模様になる(写真2)。葉は深緑色。リンボクと同じく花は秋に咲くが、鬱蒼とした森に多いのであまり目立たない。写真4は幼木。

葉を揉むと杏仁豆腐のような香りがする。これはクマリンによるものらしいが、同じクマリン由来の桜の香りと質的に異なるように感じるのは濃度の違いなのだろうか。

九州南部ではしばしば見かける植物だが、南ほど多い傾向がある。特に宮崎県南部ではかなり多い。谷沿いで見かけることも多いが、海岸林などの乾燥した立地や神社の社叢などにもある。

▲写真1:2024年10月12日、鹿児島県薩摩川内市

▲写真2:2023年3月18日、鹿児島県薩摩川内市

▲写真3:2023年3月18日、鹿児島県薩摩川内市

▲写真4:2025年1月15日、宮崎県日南市


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