アキニレ
Ulmus parvifolia

●分布:東海地方以西~九州
●花期:9月

東海以西に分布する西日本のニレ科の落葉高木。乾燥した地域に適応しており、瀬戸内沿岸地域や大阪湾沿いに多い。痩せた尾根や河原などにも多く見られる。落葉樹では珍しく、花は秋に咲く。葉はケヤキよりも小さめで硬い。樹皮には割れ目がある。丈夫なためか、よく植栽される。
ベニミスジコヤガやキイロミミモンエダシャクはアキニレを食餌植物とする。どちらも瀬戸内系と言われる蛾で、瀬戸内以外では珍種である。

▲写真1:2022年9月11日、山口県美祢市

▲写真2:2022年9月11日、山口県美祢市


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