●分布：東北南部～九州
●花期：4～5月
林縁や草原など日当たりの良い場所に生える落葉低木。枝には鋭いとげがあり、別名コトリトマラズとも呼ばれる。春に黄色い花をつける。黄色一色のヒロハヘビノボラズの花と異なり、本種の花の内側には旭日旗のような赤い線がある。
北限は東北地方の南部とされる。岩手県では、内陸部の低山で稀に見ることがあったが、花期に出会ったことはなかった。北国では近縁のヒロハヘビノボラズのほうが一般的。
▲写真1：2022年5月1日、大分県由布市
▲写真2：2022年5月1日、大分県由布市