●分布:本州~九州
●花期:7~9月
明るい林縁や草原に生育するカラマツソウの変種。マンセンとは満鮮と書く。大陸性の遺存種で、各地に点々と残る。托葉や小托葉が大きい。カラマツソウとは痩果の個数や形態で区別される。九州中部の草原地帯では時々見かける種であるが、この地域のマンセンカラマツはとにかく巨大で2 m超えのものが普通、高森町の草原保全区では3 m以上の高さのものもあって驚いた(写真4)。
▲写真1:2022年7月9日、大分県九重町
▲写真2:2022年7月9日、大分県九重町
▲写真3:2022年6月11日、熊本県高森町
▲写真4:2022年6月11日、熊本県高森町