キクバオウレン
Coptis japonica var. anemonifolia

●分布:北海道、本州の日本海側
●花期:3~4月

日本海側の低山に分布するオウレン属の植物.早春の時期に新潟県や山形県の低山に出かけると,湿った場所にショウジョウバカマとともに本種の大群落が見られる.
変種関係であるセリバオウレンやコセリバオウレンよりも,葉は広い卵形をしていて野菊っぽいことが和名の由来.花の外側の長い部分は萼片で,短い部分が花弁である.この枚数がキクバオウレンでは他の変種よりも少なく,萼片は5~7個,花弁は5~6個とされる.

▲写真1:2019年3月、新潟県弥彦山


キンポウゲ目 (Ranunculales)
植物 (Plants)
Home