●分布:関東地方~九州地方
●花期:3~4月
関東以西の低地に分布する、早春に咲くエンゴサクの仲間。エゾエンゴサクやヤマエンゴサクに比べると華奢で花も小さいが、その分可愛さでは勝っている。本種もヤマエンゴサクなどと同様春植物で、初夏には地上部は枯れてしまう。
初めて見たのは、串本にて。ちょうどエンゴサクの仲間など春植物に興味を持ち始めた時期で、これらの植物は雪国に行かねば見れないと思っていたが、こんな暖地に春植物の仲間が生えていたとはとても驚いた。
関東では雑木林が保全された低地の公園など,関西では低山の明るく湿った草地などで見ている。特に適度に草刈りされた登山口とかに多い。
▲写真1:2022年4月9日、福岡県行橋市
▲写真2:2014年3月、和歌山県串本市
▲写真3:2022年5月1日、大分県由布市