●分布：北海道、本州
●花期：4～5月
低地の水に浸り気味の湿地に生育するリュウキンカの変種。リュウキンカよりも葉が小さく、茎は這うように広がる。
北上市平地の和賀川沿いの集落内には、清水（すず）と呼ばれる湧き水がいくつもあり、その周辺良好な湿地植生が広がっている場所もある。本種やセリ、ドクゼリ、ノダイオウ、ヒメザゼンソウなどがみられ、湧水口付近にはスナヤツメもみられるらしい。外来種のオランダガラシもありますが、良好な自然と人間の生活が密接に関わっていて素晴らしい。
▲写真1：2021年4月24日、岩手県北上市
▲写真2：2021年4月24日、岩手県北上市