スッポンタケ
Phallus impudicus

初夏~秋にかけて林内地上に生えるキノコ.根本の球状の幼菌が最初に生え,そこから柄が伸長する.その形状から学名の意味は”恥知らずなペニス”.キヌガサタケと同じく一日と持たずにしぼんでしまうので,中々観察チャンスに恵まれない種.
黒い部分はグレバといい,胞子がつまった粘液で悪臭がする.臭いに集まったハエなどに胞子を運んでもらうという.臭いは確認したはずだが5年以上前のことなので,どのような臭いであったか忘れてしまった.
兵庫県神戸市の森林公園の林内斜面で出会った.この場所では2度見ているがいずれも10月と秋が深まった頃だった.

▲写真1:2013年10月,兵庫県神戸市


スッポンタケ目 (Phallales)
菌類 (Fungi)
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