コバナナベワリ
Croomia saitoana

●分布:九州(宮崎県)
●花期:4~5月

宮崎県のみから知られるナベワリの仲間。ヒメナベワリやヒュウガナベワリによく似ているが、花が5 mmほどと小さい。葉脈は3~5本。他種よりも草丈が大きく、その割に花が小さい。
宮崎県北部の限られた地域のみに分布するナベワリの1種。既知産地の周辺で何度も探したが、中々見つけられなかった。他のついでも含めて計7度は探索しただろうか。2025年の春に自生地を自力で見つけることができた。少し荒れた竹林内だったが入口にシライトソウが群生しており、誘われるように中へ進むと本種を見つけることができた。宮崎県では珍しいツクシカシワバハグマも群生しており、中々面白い場所であった。

▲写真1:2025年5月5日、宮崎県延岡市

▲写真2:2025年5月5日、宮崎県延岡市

▲写真3:2025年5月5日、宮崎県延岡市


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