ヒュウガナベワリ
Croomia hyugaensis

●分布:九州(宮崎県、鹿児島県)
●花期:4~5月

宮崎県のみから知られるナベワリの仲間。ヒメナベワリやコバナナベワリによく似ているが、花が1 cmほどと大きく、花糸は太く長い。葉脈は5~7本。
九州南部の限られた地域のみにあるというナベワリの1種、既知産地の周辺で良い雰囲気の渓流を歩き回ると運よく見つけられた。この近くでは未だ花を見たことがなかったクマガイソウにも出会えたし、なかなか良い場所を見つけられた。ちなみにナベワリ類にはあまり縁がなく、最初に花を見ることができたナベワリは本種。今年はさらにヒメナベワリとシコクナベワリにも出会えた。

▲写真1:2023年4月9日、宮崎県小林市

▲写真2:2023年4月9日、宮崎県小林市

▲写真3:2023年4月9日、宮崎県小林市


タコノキ目 (Pandanales)
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