ゴマダラシャチホコ
Stauropus obliteratus

●分布:本州、四国、九州
●成虫の出現時期:7~8月
●食餌植物:モミ、シラビソ

山地性のシャチホコガで、モミ属の針葉樹を食餌にすることが知られる。シャチホコガやヒメシャチホコと同属だが、後翅が脇にはみ出さない。ぱっと見の風貌から、シロシャチホコ系かと思っていた。ほんのりと水色が美しい。 写真の個体は、中国道のPAに飛来していた個体。ちょうどこれから西中国山地を超えようという辺りであった。西中国山地は中国地方の中では珍しく、モミが多く産する。これは、この地域が中国地方の中でも特に降水量が多く、太平洋側に匹敵するほどであるためと思われる。

▲写真1:2023年6月10日、山口県岩国市


シャチホコガ科 (Notodontidae)
昆虫類 (Insects)
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