ギンモンスズメモドキ
Tarsolepis japonica japonica
●分布：北海道～九州
●成虫の出現時期：7月
●食餌植物：イタヤカエデ，ヒメハウチワカエデ
夏に現れる非常に大きなシャチホコガ．名前の通り，一見スズメガにも見えるフォルムと大きさだ．大きな銀色の紋は光を当てると白く輝き，撮影が難しい．オスは，刺激されると何とも奇妙な赤い束糸を出す．威嚇の意味があるのだろうか．やや少ない種で，一度に何個体も見たことがないし，私的に今まで2度しか遭遇していない．
秋田県東成瀬村の栗駒山山麓のビューポイントに飛来していた．このポイントは，大きな渓谷の上部に位置しており，展望がよく紅葉も素晴らしいという．ロケーションの良さからか，光源はあまり光の強くない電話ボックスにも関わらず，多くの蛾が飛来している．ホストはカエデ類と，紅葉の名所らしい種だ．
▲写真1：
シャチホコガ科 (Notodontidae)
昆虫類 (Insects)
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