ミズキンバイ
Ludwigia stipulacea

●分布:本州、四国、九州
●花期:

湿地や水路に生育するチョウジタデ属の抽水性多年草。夏~秋に黄色い一日花をつける。近縁のオオバナミズキンバイが外来種として猛威を振るっているのに対して、本種の生育基盤はかなり脆弱。関東以西でわずかに見られるのみ。ヨシなどに囲まれると衰退し、攪乱が起きる環境を好む。史前帰化植物と考えられている。
宮崎市では、市街地近くを流れる川に比較的多く生育するようである。しかし、案内板に書かれていた場所はヨシに覆われており、少し離れた場所の水路にだけ生えていた。神奈川県では都市河川に生育しており、たびたび生育地が工事などで壊滅の危機に陥っているが、移植による保護がなされながら何とか命を繋いでいるようである。

▲写真1:2022年8月14日、宮崎県宮崎市

▲写真2:2022年8月14日、宮崎県宮崎市


フトモモ目 (Myrtales)
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