ホザキキカシグサ
Rotala rotundifolia

・分布:九州、沖縄
・花期:5~6月
・湿地や水田にごく稀に生育するキカシグサ属の多年草。キカシグサ属の中では花が鑑賞に耐えるものだし、多年草らしいとのことで異端な種。国内では九州西部や沖縄から知られるが、確実な生育情報があるのは熊本県のみ。国内では数か所にしか分布しない絶滅危惧種だが、東南アジアや中国、インドでは普通に見られる水田雑草のようである。
・写真のものは、熊本県のとある湿地で撮影したもの。一見芝地の公園だが、踏みしめると水が染み出てくる。ミミカキグサと本種が優占している不思議な植生の場所である。この場所では昔から群生しているものらしい。近くでのんびりしていた地元のからお話を聞くと、かつてはモウセンゴケもあったようだが、公園として整備しようとしたときに多くの湿生植物が失われたらしい。

▲写真1:2023年6月7日、熊本県

▲写真2:2023年6月7日、熊本県


フトモモ目 (Myrtales)
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