チョウジタデ
Ludwigia epilobioides

●分布:北海道~南西諸島
●花期:8~10月

暖地の水田周辺の湿地や水路に生育する植物.別名はタゴボウ.稲作とともに日本に渡ってきた自然帰化植物と考えられている.
よく似た帰化植物のヒレタゴボウは花が大きく,花弁が4枚で茎に翼がある.写真の左を向いた花は1枚落ちて4枚になっているが,上の花を見ると花弁が5枚であることが分かる.
写真のものは,茨城県内の沼周りの水田・ハス田地帯の水路で見つけた.岩手県内では見ない草なので新鮮であった.同じ水路にはトチカガミやミズアオイなども見られた.

▲写真1:2020年9月24日,茨城県


フトモモ目 (Myrtales)
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