タチツボスミレ
Viola grypoceras

●分布:日本全国の低地
●花期:3~6月

日本で最も普通に見られるスミレで,都市部の道端から樹林帯まで,本当にどこにでも生えている.都市部の道端で見られるスミレは大抵が本種でしょう.葉はハート形で小さく花の距は紫色.花期は春ですが,明るい環境に生えているので時々晩秋に狂い咲きしているのを見かける.
この写真を撮影したのは他のスミレを探しに出かけた高尾山.あまりにどこでも見られる植物なのでちゃんと撮っておらず,意外と手持ちの写真が少ない.生き物屋あるあるの普通種ほどちゃんと写真を撮っていない現象.
葉脈に赤い斑があるものは品種アカフタチツボスミレf. variegataと呼ばれる(写真2)。

▲写真1:2019年3月、東京都高尾山

▲写真2:2019年3月、東京都高尾山


キントラノオ目 (Malpighiales)
植物 (Plants)
Home