ホオノキ
Magnolia obovata

●分布:北海道~九州
●花期:5~6月

葉の大きな落葉高木で,照葉樹林帯からブナ帯あたりまで見られる.葉の大きさはトチノキと並んで国内の落葉高木では最大クラス.その大きな葉が輪生状のようにつく(実際には互生らしい)ので,一度覚えるとあちこちに生えていることに気づくようになる.
葉だけでなく花も大きい.花をちゃんと見るのは意外と難しい.高木ゆえ高い場所につく点と,一つ一つの花が傷むのがかなり早いので運よく目線の位置で咲いている花を見つけても既に茶色く変色していることも多い.
写真のものは,秋田県にて通りかかった大渓谷にかかる橋の上から撮影したもの.車で走りながら,花が真下に見えることに気がついた.中々ホオノキの花を上から見れる機会は多くない.

▲写真1:2019年5月26日、秋田県


モクレン目 (Magnoliales)
植物 (Plants)
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