ヤマガシュウ
Smilax sieboldii

●分布:本州~九州
●花期:5~6月

つる性の半低木.近縁種の中では最も棘の密度が大きい.サルトリイバラやサルマメに比べると葉が細長く薄い.タチシオデやシオデは葉の形状もよく似ているが,普通棘がない。
写真のものは,石灰岩の崖地直下に生育していた.周辺の他の崖地ではあまり見ないが,この場所では落石防止柵が張り巡らされているため,本種やクズなどのつる植物が繁茂してしまっている.

▲写真1:2020年5月30日,岩手県岩泉町

▲写真2:2021年10月17日,岩手県岩泉町


ユリ目 (Liliales)
植物 (Plants)
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