タカクマホトトギス
Tricyrtis ohsumiensis

●分布:九州南部(大隅半島)
●花期:9~10月

大隅半島の山地に分布するホトトギスの仲間。高隅山地では、標高700 m以上の岩上や林縁に多数みられる。高隈山地の高標高地は風が強く、またしばしば霧に覆われ、やや雲霧林に近い様相となっている。このような環境を好んで分布しているように思われる。キバナノホトトギスに似たようなものかと思うと全然違う。大株は高さ50 cmくらいになって花が鈴なりにつき、あまり垂れずに立つ。写真4の大株は先端は垂れ下がってしまっているが、根本は直立している。

▲写真1:2023年9月24日、鹿児島県鹿屋市

▲写真2:2023年9月24日、鹿児島県鹿屋市

▲写真3:2023年9月24日、鹿児島県鹿屋市

▲写真4:2022年9月24日、鹿児島県鹿屋市


ユリ目 (Liliales)
植物 (Plants)
Home