シオデ
Smilax riparia

●分布:北海道~九州
●花期:7~8月

林縁や草原などに生えるサルトリイバラ属のつる植物。同属の他種は春から初夏が花期であるのに対して、本種は真夏に咲く。雌雄異株で、写真1・2は雌花、写真3は雄花。芽生えの茎は山菜として利用でき、アスパラガスに似た味がする。
タチシオデに似ているが、本種では葉がより広く丸いこと、花期が異なることなどで見分けられる。タチシオデでは、伸長中の直立状態で開花していることが多く、花期にはまだつる植物らしく見えない。

▲写真1:2021年7月18日、岩手県岩泉町

▲写真2:2021年7月18日、岩手県岩泉町

▲写真2:2022年7月31日、熊本県


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