オオナンバンギセル
Aeginetia sinensis

●分布:本州~九州
●花期:7~9月

ススキやノガリヤスなどのイネ科単子葉類に寄生する寄生植物.晩夏に花柄を伸ばしてナンバンギセルよりも大きく派手な花を咲かせる.
写真のものは,岩手山周辺の山,尾根沿いの笹薮から顔を出していた.この山には他にもミヤマツチトリモチ,ママコナと他にも寄生植物が見られた.偶然かもしれないが,寄生植物が出現しやすい条件でもあるのだろうか.オオナンバンギセルもミヤマツチトリモチも実は結構あるけれども,笹藪の下にあって気づかないだけかもしれない.写真2のものは、ススキの根元に蕾が出ていた.

▲写真1:2019年9月,岩手県

▲写真2:2021年8月,岩手県盛岡市


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