●分布:北海道~九州 (帰化植物、ヨーロッパ原産)
●花期:4~5月
全国の人里に普通にみられるオドリコソウ属の二年草。ヨーロッパ原産の帰化植物。山間部の集落から都市部まできわめて普通で、都市公園や畑地、水田脇、河川敷などに多い。葉は対生で、上部の葉は赤紫色になる。
早春の陽気の中、本種やオオイヌノフグリ、セイヨウタンポポなどの外来植物が咲き誇る様子は、もはや日本の春の原風景として定着してしまっており、その風景を見ると私もウキウキとした気持ちになってしまう。
▲写真1:2021年4月5日、岩手県大槌町