●分布:北海道~九州
●花期:6~7月
山地の樹林帯に生えるヤブムグラ属の多年草。葉はふつう6枚輪生し、クルマムグラに酷似するが、茎の稜に下向きの刺がある点で見分けられる。クルマバソウは葉の枚数が7枚以上と多く、花は本種のものよりも一回り大きい。
通常は初夏に開花する植物だが、写真の株が生えていたのはとある有名な風穴。冷風を直に浴びる林床だったので開花が遅れていたのでしょう。
▲写真1:2021年8月8日、秋田県大館市
▲写真2:2021年8月8日、秋田県大館市
▲写真3:2021年6月5日、岩手県紫波町