バシクルモン
Apocynum venetum var. basikurumon

●分布:北海道~新潟県
●花期:7月

北海道,青森県,新潟県の海岸草原や蛇紋岩地にごく稀に生えるキョウチクトウ科の低木.変わった名前の植物だが,アイヌ語由来でカラスの草という意味.ただしその意味は謎.7月頃に桃色のかわいい花を咲かせる.葉はバッコヤナギに似た丸みのある楕円形.茎は真っ赤.中国で羅布麻(ラフマ)と呼ばれ薬草や茶,繊維として利用された.

▲写真1:2021年7月、青森県

▲写真2:2021年7月、青森県


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