ホウライシダ
Adiantum capillus-veneris

●分布:本州以南

岩壁やコンクリート壁に着生するホウライシダ科の常緑性シダ植物。イチョウの葉のような形の扇形の羽片をつけ、その先端は裂片となる。ソーラスは裂片の先端につける(写真2)。
栽培されることが多く、本州のものはほとんどが逸出個体といわれている。写真を撮影した場所では、自然の岩上や岩壁をくり抜いたトンネルを固めたコンクリートなどに大群生していた。自生か逸出かどちらだろう。

▲写真1:2023年2月4日、大分県中津市

▲写真2:2023年2月4日、大分県中津市


シダ植物 (Fern)
植物 (Plants)
Home