ツノハシバミ
Corylus sieboldiana

●分布:北海道~九州
●花期:3~4月

日当たりのよい林縁に生える落葉低木。早春に地味な風媒花を咲かせる。枝先に垂れ下がるのが雄花序(写真1)。雌花序はイソギンチャクのような形をしている(写真2)。果実はヘーゼルナッツとして食用になる。若い木では、葉の中心に紫色の斑がある場合が多い(写真3)。写真3の株は膝丈ほどもない幼株。花はハシバミと似ているが、本種では雄花がつく軸はなく、枝から直接つく。

▲写真1:2019年4月、岩手県宮古市

▲写真2:2019年4月、岩手県宮古市(同株)

▲写真3:2020年5月20日、岩手県大槌町


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