●分布：本州～九州
●花期：6～7月
本州以南の明るい草原に生息する植物．千葉県の東葛地方ではたまに林縁で見つけることができるやや身近な種でもあります．また，強い毒を持つ有毒植物なので，放牧地では食べ残されて繁茂しているケースもあるそうです．
オオルリシジミやウスベニオオノメイガの食草にもなっています．オオルリシジミはすでに東北地方では絶滅し、草原が比較的多い中部山岳と九州にのみ生き残っている状況のようです． 岩手県では絶滅したとされています．
岩手県内では荒地や草原で稀に見かけるが、群落を見たことはない。放牧地も多く，クララが繁茂するに適した環境も残されているはずなので、オオルリシジミもまだどこかに生き残っているかもしれません．
▲写真1：