●分布:東北以南~九州
●花期:7月
主に太平洋側の山地に生育するナツツバキ属の落葉小高木。樹皮はまだらに剥がれ、美しい模様になる。同じような特徴はカゴノキにもある。地衣類などの着生植物がつきずらくなる機能があると言われている(それに何のメリットがあるか分からないが)。花は一日花で夕方には花を落としてしまう。九州では標高1,000 m前後の山地でしばしば見られる。同所でみられるヒメシャラやヒコサンヒメシャラは6月頃に花が咲くが、本種は7月中旬頃まで花を見ることができる。
▲写真1:2024年7月7日、大分県九重町
▲写真2:2024年7月7日、大分県九重町