フジツツジ
Rhododendron tosaense

●分布:紀伊半島、四国、九州中南部
●花期:3~5月

早春に咲くソハヤキ要素のツツジ。花は2~3 cmほどと小さめで、薄い桃色。花期は早く3月頃が盛期で、同じような地域に分布するオン(雄)ツツジに対して、本種はメン(雌)ツツジとも呼ばれる。開花はオンツツジよりも一月ほど早い。
佐伯市の海岸近くの林でシオミイカリソウを見た後、山沿いの道を走っていると、切通しの崖地に点々と桃色のツツジが咲いているのが見えた。同じ市内には公園として管理された群生地もあるらしい。2月に尾鈴山麓を訪れた際にも、咲き始めの本種らしき株を見た。

▲写真1:2023年3月17日、大分県佐伯市


ツツジ目 (Ericales)
植物 (Plants)
Home