●分布：中部地方～北海道
●花期：5～７月
中部地方以北日本海側の亜高山帯に多く見られるツツジの仲間．葉の裏が白っぽいことが多く名前の由来である．釣鐘状のピンク色の花を咲かせる．花の萼片が長く反り返る．変種ウラジロヨウラクは咢が無いものを指す．雪渓がまだ溶けきらない梅雨～盛夏頃に，樹林帯を登り詰めて空が開けてくるとたくさんのガクウラジロヨウラクが出迎えてくれる．
写真のものは秋田県を代表する山，鳥海山を登った時に登山口の標高1,200m地点で出会った．まだまだ雪渓も多く，ガクウラジロヨウラクも咲き始めであった．
▲写真1：2019年7月，秋田県鳥海山