ウスキツバメエダシャク
Ourapteryx nivea

●分布:北海道~南西諸島
●成虫の出現時期:5~7月,9~11月

ツバメエダシャクの仲間で最も普通種.様々な植物をホストとする.フトスジツバメエダシャクに似ているが,本種の前翅の帯は褐色気味で,尾状突起は長く尖り,頭部は黄色い.初夏と秋に発生する蛾だが,初夏の発生時には多種の蛾が見られるのであまり気にすることはないが,秋には種数が少ないので目につくようになる.

南西諸島に分布するツバメエダシャクは本種だけのよう。石垣島で見た個体は後翅が薄黄色を帯びていて和名の通りだと感じた。

▲写真1:2019年6月,岩手県宮古市

▲写真2:2014年2月29日、沖縄県石垣島


シャクガ科エダシャク亜科 (Ennominae)
昆虫類 (Insects)
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