スモモエダシャク
Angerona prunaria turbata

山地性の美しいエダシャクです.目が回るような模様には個体差があり,線が少ないものや薄いもの,後翅の一部が黒く塗りつぶされるものまでいます.ホストは名前の通りバラ科樹木,というわけではなく様々な種の樹木が知られています.
県内の標高900mほどの高原でライトトラップをすると飛来した.岩手県では海岸線から高所まで普通に見られる種で,夏の間に毎年数個体は確認している.場所が変わると希少種のようで,秋田県では絶滅危惧種に指定されている.

▲写真1:2019年7月,岩手県遠野市

▲写真2:2020年7月23日,岩手県葛巻町


シャクガ科エダシャク亜科 (Ennominae)
昆虫類 (Insects)
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