フタマタフユエダシャク
Larerannis filipjevi
●分布:北海道、本州
●成虫の出現時期:3~5月
山地性のフユエダシャク。秋に発生するウスオビフユエダシャクにそっくりだが、本種は春に発生する。より全体に白色となる。ウスオビフユエダシャクは割とどこにでもいるが、本種は局所的。産地から考えると、やや草原性・高原性なのだろうか。
写真の個体は、3月下旬の三陸海岸沿いの常夜灯に飛来していた。引っ越し3日前、まだ未見の蛾に出会えるとは思わなかった。滑り込みセーフのような気分でとても嬉しかった。近接するもう1か所の外灯でも出会えたが、この2か所以外では見つけられていない。
▲写真1:2022年3月26日、岩手県田野畑村
シャクガ科エダシャク亜科 (Ennominae)
昆虫類 (Insects)
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