●分布:北海道南部~九州
●花期:5~7月
藪や道端に繁茂する半常緑のつる性低木.花には甘い蜜があり,夕方から甘い香りを放つ.花には蜜を求めて虫がよく集まるが,かつては人間も重宝していた.スイカズラは吸葛と書き,好んで蜜を吸われていたことに由来する.英名もJapanese honeysuckleと,蜜を吸うことにちなんだ名が与えられている.
咲き始めは白いが受粉すると黄色く変色する.そのため同じ枝に異なる色の花が見られることも多く,金銀花とも呼ばれる.葉は卵形で対生する.
▲写真1:2019年6月,青森県種差海岸