●分布:北上高地
●花期:5~7月
北上高地に固有の低木で,中部地方に分布するイボタヒョウタンボクの変種とされる.本変種では葉や花がより大きくなるとされる.初夏に白~黄色の花をつける.環境省絶滅危惧IB類,岩手県レッドデータAランクに指定される希少植物.
この写真とは別の場所で咲き始めの本種を見たが,どの花も白かった.スイカズラと同じように,最初は白くて黄色く変わるようだ.北上山地の標高1,000 m以上の山に分布し,明るく湿った環境にみられる.写真のものは牧場横の道路沿いにエゾスグリと隣り合って生育していた.
▲写真1:2020年6月13日、岩手県葛巻町