カンボク
Viburnum opulus var. sargentii

●分布:北海道~九州
●花期:5~7月

冷温帯の沢沿いや明るい林縁などで見られる低木.漢字で肝木と書くが,由来はよく分かっていないらしい.一見オオカメノキやヤブデマリに似ているが,装飾花が5裂ではなく6裂していること,葉がカエデのように切れ込みが深いことで見分けられる.オオカメノキやヤブデマリと同じく,中心にあるのが本当の花で周辺の目立つ花は装飾花だ.
岩手県ではやや高所の沢沿いの林縁や高原の灌木群落でよく見られる.葉の形状がお洒落で好きな植物だ.

▲写真1:2019年6月、岩手県宮古市


マツムシソウ目 (Dipsacales)
植物 (Plants)
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