ウメバチソウ
Parnassia palustris

●分布:北海道~九州
●花期:8~10月

晩秋の高原を彩る植物。亜高山から山地にかけての明るい草地に普通に見られる。北日本の高所には乾燥ぎみの砂礫地などに多いが、関東以西の低地では湿原や湧水湿地に見られることが多い。高原では8月後半頃から開花し、9月末あたりまで見られる。葉はマイヅルソウのようなハート形で、茎を抱く。
高山型の変種コウメバチソウは、仮雄蕊が7~11本に裂け、本種では12~22本に裂けるとされる。

▲写真1:2021年9月15日、岩手県葛巻町

▲写真2:2021年9月15日、岩手県葛巻町


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