●分布:本州、四国、九州
●花期:8~9月
花弁が細かく切れ込み、美しい造形をしたウメバチソウ属の多年草。関東以西の山地の沢沿いや湿原でみられる植物だが、産地は多くない。日本海側には変種のオオシラヒゲソウも分布する。丸くて茎を抱く葉の形態を見ると、ウメバチソウと近縁であることがよく分かる(写真2、3)。
大分県の山中にある池畔の湿原にたくさん生えていた。くじゅうのタデ原湿原にも多く生えているが、あそこは木道の縁が出っ張っており、接写するのはかなりしんどいのでお勧めしない。
▲写真1:2022年9月3日、大分県由布市
▲写真2:2022年9月3日、大分県由布市
▲写真3:2022年9月3日、大分県由布市
▲写真4:2016年9月、大分県由布市