ハマサジ
Limonium tetragonum

●分布:宮城県以南~九州
●花期:9~11月

満潮時に水没するような塩性湿地や海岸に生えるイソマツ科の二年草。根生葉はロゼット状につき、葉はヘラ形。花茎は著しく枝分かれし、先端に穂状花序をつける。一つ一つの花は黄色く、花が落ちた後も白い萼が残る。
宮城県の北限生育地では、石灰岩の海岸に生えている。ここでは、東日本大震災による津波及びその後の工事の影響を受け生育地が狭まっている。岩手県に隣接する地域なので、そのうち岩手県内にも分布を広げてくれるかもしれない。

▲写真1:2021年7月、宮城県気仙沼市

▲写真2:2022年11月3日、長崎県佐世保市

▲写真3:2021年7月、宮城県気仙沼市

▲写真4:2021年7月、宮城県気仙沼市


ナデシコ目 (Caryophyllales)
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