ウスバシロチョウ
Parnassius citrinarius

●分布:北海道,本州,四国
●成虫の出現時期:5〜6月
●食餌植物:ムラサキケマン,エゾエンゴサク,ヤマエンゴサク

春の終わりに現れる美しい蝶.翅を開くと透けていて儚げな印象を受ける.食草はケマンソウの仲間が知られている.北日本の山地では普通に見られるが,意外にも九州には分布していない.大槌町内でも町外れのちょっとした草地などで,ヒラヒラと飛んでいる姿が見られる.写真1のものは,ブナ林を縫う県道沿いの開けた場所でフキの葉の上にとまっていたもの.

▲写真1:2019年6月,岩手県宮古市

▲写真2:2017年5月,長野県伊那市


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