ツマキチョウ
Anthocharis scolymus

春にしか現れない美しい蝶.雄には黄色い斑紋があり美しいですが,本種の美しさはやはり裏面の複雑な幾何学模様に尽きると思います.蛾にもここまで複雑な模様をした種は中々いません.
食草はどこにでもあるアブラナ科の草本が知られていますが,同じ食草のモンシロチョウやスジグロシロチョウよりも見れる機会が少ない種なので,出会えると嬉しい蝶です.出現時期は低地では4月頃,山地でも5〜6月頃と春の一度だけであるのも,希少性を上げています.

▲写真1:2014年5月,兵庫県神戸市


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